2019.11.26

PDCA、OODAより日本人になじむ思考法とは

PDCAが開発されてすでに60年以上が経っているのですが、未だに日本では根強く使われ続けています。

そもそも、PDCAは品質改善のために使われたのではなく、戦争に勝つための思考法でした。

現在ではアメリカ軍が採用しているOODAループという新しい手法があります。

O:Observe 観察
O:Orient 状況判断
D:Decide 意思決定
A:Act   考動

の頭文字を取ってOODAと言います。

現代の戦争はスピードが命です。
PDCAのように司令部の指示を待っていても現場の戦闘はどんどん進行していきPをやっているときにはすでに前提条件が変わり、そのうち手が有効ではなくなっているのです。

まさに、現代のビジネスの世界と同じです。

現代はテクノロジーの発達により、情報伝達スピードが格段に上がりました。
社長や上司の指示や判断を待っている間に、他社に案件を取られてしまう場合も少なくありません。

このように世界的にスピード重視される中から生まれたのがOODAです。

OODAの良いところは現場が考え、判断し、実行するのでスピードが格段と上がることです。

しかし、あまり知られていませんが、OODAには致命的な弱点があります。
(元自衛隊の軍曹から聞きました)

それは判断する人が優秀でないといけないと言うことです。

アメリカ軍は物凄いお金をかけて、優秀な人材を育てているそうです。
だから、戦闘中にも冷静的確な判断ができるのです。

ビジネスにおいてはシリコンバレーの名だたる会社がこぞってOODAを使っているらしいですが、それをマネして日本の企業がやろうとしてもお金をかけて優秀な人材を育てないと必ず失敗すると言うことです。

そこで、20年近く組織や人の研究する中で日本人の特性や職場、働き方を鑑みて、最も活用できる思考法を考えました。

それが「日本式管理思考」です。

日本式管理思考は以下の5つで構成されます。

1.設計(design):戦略、方針、コンセプト、ビジョン、在り方など大まかな方向性
2.計画(plan):設計をもとにいつ、だれが、なにを、どのようにするかを計画
3.実行(execut):計画に基づいて実行。
4.省察(reflect):実行結果を深く省みて、仮説を構築。
5.決断(decide):上司に仮説をぶつけ、共に考え決断。(腹を決める)

5の決断内容に応じて、設計、計画、実行に戻り、やり方、考え方を改善するという手法です。

主にプロジェクトマネジメントや現場管理、タスク管理に特化した手法です。

ポイントは設計です。

多くの場合PDCAだとそもそもの計画に基づいているため、

「なぜそれをしないといけないのか?」
「ゴールはどこにあるのか?」

など、そもそも論を考えず実行してしまうので、失敗することが多々あります。

しかし、そもそもの部分である、戦略や方向性、コンセプトやビジョン、在り方はそのプロジェクトや仕事が何のためにあるのかを明確に考えなければならないので、何か行き詰ったときに立ち返ることができます。

ぜひ、この思考法を使ってみてください。

具体的説明については後日連載します。